インフルエンザ、求められるのは未感染者の良識

人はどうして優しくなれないのでしょうか。

今回の豚インフルエンザ(過去にあった可能性があるので「新型」は微妙な表現)で、感染発症者に対して、心無い誹謗中傷が殺到しているようです。

マスコミがこぞって感染者を特定してしまうような報道を行ったため、当事者や家族、関係者などが被害にあう状況になっています。

感染者も好き好んで感染したわけでもなく、なにより、まったく大したことのないインフルエンザで、なぜそこまで誹謗中傷されなくてはならないのでしょうか。

東京都は、報道発表で情報開示を制限したようです。正しい措置だと思います。これに対して、報道は「なぜ公表しないのか」と強く迫ります。まるで暴力です。

何が重要なのでしょうか。

インフルエンザを蔓延させないこと?

報道すること?

感染者を特定すること?

民衆を煽ること?

群集の暴力を引き起こすこと?

現在特定されている感染発症者は、隔離措置や自宅待機などで他人に感染させない努力をされています。

隔離状態の不自由さ、誹謗中傷の精神的疲労、いじめ、それらを考えると、とても関係されている人たちを攻める気にはならないと思うのですが。

私のところの会社も過剰反応です。

隔離病棟のような対応が業務命令としてだされました。

数年前のA香港型H5などのインフルエンザのほうが、よっぽど恐ろしいものだったのに。

今回はH1で毒性はかなり弱いものです。

正しい知識と良識ある行動をとり、決していじめや差別をすることないようにしましょう。