Bモード・ステレオ

NHK HiVision の番組情報を見ていると、「Bモード・ステレオ」って出ているモノが結構あります。

アナログBSで使われていた音声品質の規格で、AモードとBモードがありますが、BS/CS広域デジタルでの品質もBSアナログと同様であると技術仕様書にあります。

つまり、Bモードス・テレオは「サンプリング周波数48kHz、サンプリングビット16bit」であるということです。

またBS/CS広域デジタルでは、音声圧縮方式としてAAC(2ch/ビットレート192kbps~256kbps)が規定されています。

仕様書の中では192kbps(2ch)以上のビットレートを確保すれば、ほぼ原音との区別がつかないとあります。

で、Bモード・ステレオと出ていない通常の番組は、Aモードということになります。

アナログBSでは、Aモードは「32kHz、16bit」となっていました。

デジタルでも同じです。ただしビットレートはITU-Rで規定の144kbps(2ch)以上が規定されています。

BS/CS広域デジタルでは、この二つのモードでしか運用されません。

「モラル、ステレオ、マルチチャンネル」も規定されています。

地上デジタルは、Bモード = モード1、Aモード = モード2、これ以外の限定的な品質 = モード3となっています。

地上デジタルで通常使われているのはモード2、ただし表示される必要があるのは、モード3だけのようなので、視聴者はモード1なのかモード2なのかは分かりません。

で、Bモード・ステレオというのが付いている番組はDAT並のサンプリングレートで、不可逆圧縮された音声だということです。

普通の人にはAACはかなり高音質です

でも私は、同じソースから作成されたAAC圧縮音声とL-PCM音声の違いが分かるので、ちょっと残念ではあります。

デジタル放送は将来的に音声コーデックが見直される可能性があります。

可逆圧縮が可能なコーデックも数多く登場してきているので、そのうち採用されるのではないでしょうか。