写真

たまゆらってアニメの一話を見ました。

ほのぼのして良いアニメです。

なんとなく写真家を夢見る中学生?が主人公です。

「たまゆら」は、アニメの中で曰く、写真の中に映り込む白くふわふわものです。

我々写真部を経験した人間がみると、逆光によってレンズ内で反射した太陽光がゴーストになって映り込む失敗写真のことなんですが、まあ、それはクォリティーや技術を追求しない最近の流行写真の手法ですから、笑って見過ごすことにしましょう。

私の所属した写真部はスパルタでした。

写真展前の作品選定では、部員からの酷評に耐え抜いた主張ある作品だけが生き残るわけです。

そんななかで、自分の作品を作る能力、見極める能力、撮影技術、現像技術、プリント技術が、すさまじく伸びていくわけです。

感性を研ぎ澄ますのも必要ですからね。

ほめられてばかりじゃ、天狗になってしまって伸びるものも伸びなくなってしまうんですわ。

また酷評を受け入れて自分を変革する強さも必要です。

反発して自己主張を貫くためには、逃げずに正面からぶつかって、それで他人を説得できる作品を見せなければなりません。

自分があらゆる面で感動できない写真は、他人を感動させることはできないのです。

たまたま写った写真で満足するのではなく、自分が感動した情景を、自分の意図で、さらに効果的に表現するのが大事なのです。

そう、写真について熱く語るものを私は持っています。

写真を撮る自分を成長させるため、精神修行となるような労働条件の厳しい会社に務めてみたり、馬鹿なこともやっています。

カメラ、写真雑誌の自称プロのカメラマンの下手な作品を見ると、修行してから出直してこいと思うのです。

日本人は誰でもカメラを持っていて、しかも簡単にそれなりの写真がとれます。

だからこそ本質を追究し最高の技術でもって、人を感動させられる作品を提供できるプロフェッショナルが必要だと思うのですがね。