文明の崩壊
歴史学を専攻していなくても、世界の色々な文明、四大文明を知らない人は居ないでしょう。
文明の成長から崩壊までのプロセスは、ほぼ一定の速度と規模を持っているそうで、文明の崩壊は必ず富の集中と資源の枯渇が起こり、貧困層が餓死し、経済システムを支えきれなくなるのが原因だそうです。
NASAの研究チームの発表では、文明崩壊の分析を用いて計算したところ、100年もしないうちに、現在の文明は崩壊するそうです。
化石燃料、食料の枯渇が起き、貧困層から餓死者が大量に発生するため、今の社会システムを維持するには、富裕層からの富の分配と資源の厳密な管理が必要との警告が出ています。
現在の日本はどうでしょう。
実のところ若年層、労働世代は、女性で約6割が貧困に陥っているそうです。
サラリーマン(正社員)の平均年収は約360万円ほどです。
けれども、正社員数は約3294万人で、非正規は1906万人です。
およそ3対2の割合となっています。
労働者人口の平均年収は250万円を下回っていると言われています。
労働人口は約5200万人。
日本の人口は1億4000万人ほど。
1人の労働者が自分を合わせ約2.7人を養っている計算になります。
団塊の世代が65歳を超え、年金受給年齢に達したため、これからますます労働人口は減っていきます。
そして、毎年3万人近くの人が自殺をしている現状。
そのほとんどが労働世代です。
日本はかなり前から、企業のプール金、富の一極集中が起こっており、今も尚、富を吸収し続けています。
橋本内閣時代に行政府のスリム化を図りましたが、企業と官僚に邪魔され、そのまま社会システムと経済システムは崩壊しました。
国はすでに死に体となっています。
日本の全身に転移した癌は治療不能の状態です。
後は、鎮痛剤と強烈な抗がん剤を投与しながら、いつ死ぬかを待つばかり。
ただ、文明が滅びても人間が絶滅するわけではありません。
衣食住に伴うことは必要不可欠ですから、地に足をつけて生き抜く力を身につければ、大丈夫です。
文化的な生活を諦めれば、なんとでもなるものですよ。