泣き出しそうな空

眼鏡を外して、視界はボンヤリとして、何もはっきりとは見えません。

手前10センチから30センチだけが僕の世界。

最近、誰の顔を見ただろうか。

友達の視線さえ怖いのか、恥ずかしいのか、顔を見られない。

誰かいつか僕に顔を見せてくれる人が現れるだろうか。

安心して顔が見られる人が現れるだろうか。

いつからこんな寂しい人間になったんだろうか。

狭い部屋から泣き出しそうな空を見ていると、なんでこんな所で腐っているのか、余計なことを考えてしまう。

部屋の中は趣味のもので溢れているのに。