PBO2チューニング

RYZEN 7 5800XとX570 BIOS 3402beta でPBO2をチューニングしました。

Ryzen Masterで見ると高性能コアは「★」「●」で表示されています。

この2つのコアに熱容量と電力を優先的に回すように設定していきます。

私の持っているRYZEN 7 5800Xは、C2とC7が高性能コアです。

UEFIで見るとC0から始まるのでC1とC6が該当するコアになります。

電力特性カーブのオフセットをすべてマイナス(ネガティブ)にして、C1とC6は5、他のコアは30に設定します。

この辺は、個体差によるものらしいので、何度かベンチマークを取りながら最速の設定を見つけるしかありません。

この設定で、後はASUS AiSuite3でVDDCR CPU電圧の最適値を探していきます。

1.10000Vから1クリック(0.00625V)ずつ基本的にマイナス方向に設定してはベンチマークを走らせます。

全コアの動作周波数が最も高いのは1.0250Vの時の4.750GHzでした。

プラス方向も試しましたが、CINEBENCH R20のMPの値が一番高いのは、1.10000Vの時でした。

MP 6109cb(平均4.65GHz) SP 633cb(5.050GHz)となりました。

最大消費電力は135W程度で、パッケージ温度79℃になります。

全コアOCで4.725GHzならMP 6190前後、SP 610前後、4.750GHzだと結構な確率でCINEBENCH R20が落ちますが、完走出来るとMP 6280前後、SP 610超えになります。

最新のAGESAでカーブ特性が改善されているのは、確かなようで、消費電力が下がっています。

PBO2が難しいのは、モニタリングし全コアの動作周波数が高くなっているのを確認していてもCINEBENCH R20のMPのスコアが下がるところにあります。

1ミリ秒単位で電力と周波数を制御しているCPUとWindowsの制約により250ミリ秒でモニタリングしているアプリとの齟齬が発生しています。

ちなみにCINEBENCH R20で最高スコアがでたPBO2の設定でFF14漆黒のヴィランズのベンチマークを走らせたら、過去最高のスコアが出ました。

全コア4.750GHzでOCしたときよりもほんの僅かに速いです。

全コア4.725GHzでOCした時とPBO2でチューニングした時とApplicationの使用感に差は感じません。

全コア4.750GHzだとCINEBENCHでの高負荷時に落ちる可能性が高いですが、ゲームや動画編集では安定しているように感じます。

2コア(4スレッド)の瞬発力を必要とするときはPBO2、安定性をとるならECCメモリと4.725GHzOC、ゲームベンチなら4.800GHz+280ミリ簡易水冷でしょうか。

しばらくPBO2を使ってみようと思います。