Windows11でDolbyAtmosを楽しむ

1.始めに

DENON AVR-X1800HでAudysseyで各スピーカーを測定して、測定結果のグラフを見たら、リアチャンネルに使用しているTannoy Mercury mc1の補正値がやたら高音域を持ち上げているのをみて、30年近く前に買ったスピーカーのツィーターが寿命を迎えていることを悟りました。

2.代替品

補助的なチャンネルなので安価なスピーカーで構わないのですが、特性はフラットな方が良いこと、Windows11もドライバーもAVアンプもDolby AtmosとDTS:Xに対応しているので、せっかくならフロントハイトスピーカーを導入してみたいと思いました。そこでSonyのSS-CSEM2を購入しました。

仕様

項目仕様
品名SS-CSEM2
使用ユニット フルレンジ100 mm コーン型 x 1
形式アコースティックサスペンション型 フルレンジスピーカーシステム
インピーダンス
最大入力100W
出力音圧レベル86dB(2.83V/1m)
再生周波数帯域70-32,000Hz(ドルビーアトモス対応)
外形寸法(幅×高さ×奥行mm)約178×146×190 mm(グリルネットを含む)
質量約2.8Kg(1台/グリルネットを含む)

3.セットアップ

  1. 固定

    フロントスピーカーのほぼ真上の天井の梁に、別で用意した6ミリ径長さ3センチの木ネジをねじ込みます。SS-CSEM2に付属している金属プレートをSS-CSEM2に付属のネジで固定します。リアスピーカーから取り外したスピーカーケーブルの先端を綺麗にして、SS-CSEM2のスピーカーターミナルに差し込みます。天井にねじ込んだ木ネジにSS-CSEM2を引っかけます。付属のスポンジを適切な位置に貼り付けてぐらつきを防ぎます。

  2. 測定

    AVアンプに付属のマイクを接続し、Audysseyで測定をします。

4.聴感の感想

PCのFoobar2000でステレオ音源をそのまま再生した場合、7.1chサラウンドに拡張した場合、AVアンプ側はDolby Surround(Dolby Atmosに拡張)に設定して聴きました。

ステレオ音源だと素直に音像が広がって、音像の左右の位置でサイドスピーカーからも音が聞こえてきます。フロントハイトはフロントスピーカーを縦に拡張したように違和感なく音が聞こえてきます。頭の位置で音像や音量が激しく変わるステレオのデメリットが消えて聞きやすく感じます。

Foobar2000での7.1ch拡張では、視聴位置で決定したポイントに逆に音が集中します。そこに頭を持っていくと全方位から音に包まれ、非常に大きな音がしますが、音像はスピーカーから完全に分離された位置に錯覚します。これは好みに寄ります。どちらかというとヘッドフォンで聴いているような感覚になります。

5.リバーブの追加

部屋が和室でデッドなので、Foobar2000にリバーブのコンポーネントを追加して、ルームエコーを再現しました。WetやDry、ダンピング、サイズとかよく分かりませんが、ボアボアしたりこもったりしない様に調整して、僅かに残響を追加します。そのままだと合成波形がクリップするので前段階でイコライザーで12dB下げて、フロントスピーカーの下限45Hz/-6dbが持ち上がるようにイコライザーで50dB以下を6dB持ち上げます。これらの設定で固い壁で聴いたような残響が追加されて、若干聴きやすくなりました。

6.まだまだ

音楽ソフトしか聴いていませんが、将来的にはDolby Atmosに対応した映像コンテンツを視聴してみようと思います。PCだと一部の配信サービスだけですが、Amazon FireTVかAppleTVを導入してみようかと思います。 ただ、サブスクリプションサービスは高くつくので、あんまり乗り気ではないです。